大事な洋服にカバーをかけるなら名前を書いておこう

洋服カバーに名前を書こう

「あの勝負スーツを着ていこう!」と思ってクローゼットを開けても、手に取ったら「思っていたのと違った!」なんて経験はありませんか?急いでいる時は焦りますよね。
急いでなくてもなかなか目当ての洋服が見つからないと不安になります。
そんな不安やイライラを解消する方法をご紹介します。

目次

解決法はラベリング

その解決方法とはラベリング。つまり何が入っているか、名前を書いてしまう方法です。

洋服カバーを同じ色や形で揃えていると、クローゼットを開けた時にスッキリして見えますよね。使うハンガーを揃えるのも整頓されて見えるので見栄えが良くなるので「やってるよー」という方も多いのではないでしょうか。

見た目スッキリ、にはデメリットがある

一方で「引きで見た時スッキリ見える」には「近寄らないと中身がわからない」というデメリットがあります。
洋服カバーの場合は外観が同じだと、開けてみないと中身がわかりません。

スーツ4着が同じカバーで並んだクローゼット
私のスーツ4着は同じカバーで見分けがつかない

例えば学校で使う学用品には、必ず名前を書きますよね。1クラスに30人分の上履きがずらっと並んでいても、全員が同じものを使っているから整然と見えます。ただし、誰のものかわからなくなるので必ず名前を書く。これと同じです。

洋服カバーにラベリング のポイント

ラベリングの方法は、お使いの洋服カバーの種類やハンガーの種類によって変わります。
透明のタイプ、窓がついているタイプ、肩の部分のみのタイプ、と洋服カバーにも色々ありますが、ここでは全部隠れてしまうスーツや礼服のカバーを想定してご紹介しますね。

  • 不織布のカバーに直接書く(白系の場合有効)
  • シールに書いて見える部分に貼る
  • 荷札などに書いてハンガーにくくりつける
  • メモ用紙などに書いてカバーのポケットに入れる

ラベルライター(テプラやピータッチなど)のシールは、時間が経つと文字部分は剥がせても、色のテープ部分は残ってしまうことが多いです。

カバーやハンガーを再利用したい場合は、「貼ってはがせる」タイプのテープを使うか、「貼ってはがせる」シールの上に貼って使うと良いですよ。

貼って剥がせるシール
100円ショップで買えます

内容は客観的・具体的に書く

ラベルに書く内容は「誰がみても明らか」だと、未来の自分にも家族にもわかりやすくておすすめです。
私が実際に書いている内容でご紹介しますね。

種類

入っているものの種類です。スーツ、礼服、セレモニージャケットなど。スーツしかない、という場合は省略してOK。
ただしパンツスーツとスカートとが混在している場合、スリーピーススーツがある場合は書いておくと、着ようとした時に「こっちじゃなかった〜」となるのを防げます。

着る季節

私はそんなに洋服に詳しくないので、涼しい素材なのかあったかい素材なのか、位のレベルで書いています。通年、春夏、盛夏、夏、秋冬…など自分がわかる言葉を使いましょう。
もちろん素材(リネン、ウールなど)でも構いません。

色や柄

カバーに窓がついている場合、わざわざ書かなくても…と思いますよね。
並べて比べると確かにわかるのですが、1着だけ見ると案外わからないです。

実際、紺色のスーツだと思って着ようと思ったら黒だった!ということがあって以来、色も書くようにしています。

状況

クリーニングに出している、いつ頃・なぜ・どこで買ったかなどのメモも便利です。
メンテナンスの相談をするときに問い合わせることもできますし、もう手放そうかと迷った時に「買ってから10年以上経ってるから、もういいか」など判断材料にできます。

人間の記憶力は当てにならない、だから書く

自分が持っているお洋服を全て把握している人は稀です。
特にクリーニングなどで長期間預けてしまうと、手元にないので存在を忘れてしまうことも。
持っていることを忘れてしまうと、どんな素敵なお洋服も活躍の機会がなくなってしまいます。スーツやジャケットなど、カバーをかけて大事にしたいお洋服こそ、開けなくても中身がわかるようにしておきましょう。

ラベリングは、実はお片付けの最終段階

ここでご紹介したラベリングは、使うお洋服が厳選され余裕を持って納められている状態で力を発揮します。
つまり、お片付けができている前提です。

そもそもお洋服がクローゼットに収まりきっていない、部屋中のあちこちに散らばっている…

そんな状態なら、まず自分がどれだけお洋服を持っているか把握する作業がマスト。
厳選した後はカテゴリに分けて収納すれば、朝の支度がグッと楽になります。
ただ一人ではなかなかしんどい作業、1日で終わるか心配…
そんな時はぜひ整理収納アドバイザーを頼ってくださいね。

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