【我が家の防災】見直しました⑤ 家具固定 ベルトタイプ

地震が来たら倒れそうな、大きいものから対策をしています。
今回は冷蔵庫とスチールラックを、ベルトタイプのアイテムで固定しました。
設置の注意点も含めたレポートです。

目次

冷蔵庫の固定はケガ対策だけではない

背が高い大型家電の筆頭、冷蔵庫。
固定する意義は転倒によるケガの防止以外にもあります。それは

食料の確保
冷蔵庫に入っている食料を取り出すことができれば、生き延びることができます。
東日本大震災のときに、倒壊した自宅でも冷蔵庫にあったヨーグルトを食べて救助を待ったという話がありました。

重量のある冷蔵庫が倒れてしまっては、中の食品を取り出すことはまず困難です。
復旧作業をするにしても、腐敗した食品を片づけるのは忍びない。
そういった点でも冷蔵庫の転倒対策はマストだと思います。

冷蔵庫の形状と設置場所の確認はマスト

令和6年1月1日に起きた能登半島地震の後、いつかやらなきゃと思っていたがついに設置した、という人が多かった冷蔵庫の固定アイテム「スーパー不動王ホールド」。

冷蔵庫と壁の隙間が1~9センチなら設置可能、いける。
冷蔵庫の上部が平らである、うん、なんとなく平らな気がする。
私もSNSで見てすぐに購入しました。


ところが我が家の冷蔵庫の上部には排熱パネルがあり、そこには何も置いてはいけなかったのです。
(そして平らではなかった…)
二つ並行に取り付けないと意味がないとわかりつつも、唯一平らな部分と壁に設置。
残る一つは実家の冷蔵庫の固定に使用しました。
(ちなみに実家の冷蔵庫も取付スペースは1個分でした)

固定方法は必ず見つかる

対策は講じたものの、明らかに十分ではない。
これでは安心できるとはいえない、と思い「パナソニック 冷蔵庫 不動王」で検索。
すると、不動王のベルトタイプをつけている画像を発見しました。

我が家の冷蔵庫はもともとベルトでの固定がメーカー推奨。
ただ、専用品は壁にビス止めしなければならないのがネックでした。

冷蔵庫にもともとついている取っ手部分にベルトをひっかけて、壁に粘着パッドで固定する。
これなら我が家にも取り付けられる!と購入しました。

持ち手があればベルトで固定できる

ベルトを背中側の持ち手部分に通して、粘着パッドで固定する。
手順としては簡単です。
我が家の冷蔵庫は幅がスリムな分、奥行きがあり作業スペースも限られる。
手を目いっぱい伸ばしての作業が意外と大変でした。

スチールラックも固定できる

検索しているとき、スチールラックの固定もできると知って、2つ追加で購入しました。

食器棚として使っている無印良品のユニットシェルフ。
専用の耐震金具や転倒防止補助フックが販売されているのですが、どちらも壁にビス止めするタイプで躊躇していたのです。
(お察しのとおり、なるべく壁に穴をあけたくない)

前面にスライドドアがあるので、閉めていれば倒れてくることはない。
食器の飛び出し対策に、テープも貼った。

それでも調理中に倒れてきたら?
そう考え、2台あるユニットシェルフにも設置しました。

対策した、の安心感は大きい

冷蔵庫、食器棚と大きい家具は固定してある
この安心感はとても大きいです。

M6以上の地震、全世界の20パーセントは日本で起きているのだそうです。

キッチンにいる時間は、意外と長いですよね。
冷蔵庫はどの家庭にも1台はあるでしょうから、ぜひ対策を取ってください。

まとめ

冷蔵庫をベルトタイプのアイテムで固定する方法のご紹介でした。
防災グッズはその特殊性(?)から比較的単価が高い傾向にあります。
取り付けたい家具に対応しているか、設置するペースは十分か、など事前によく確認しましょう。
参考になれば嬉しいです。

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