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14.万一に備えて知っておきたいデータバックアップの基本ルール

2026/01/14
14.万一に備えて知っておきたいデータバックアップの基本ルール
パソコンには大切なデータがたくさんあるけど、急に壊れてしまったら…
お仕事で使う以上、バックアップはこまめにとっておきたいですよね。

でも、予算は限られるし、どこにどのくらい置いておけばいいのか迷いませんか?
基本ルールがありますので確認しておきましょう。

データバックアップにはルールがある

データのバックアップについて、広く使われている基本的な考え方があります。
それが「3-2-1ルール」というもの。
災害やランサムウェア攻撃でのデータ消失を防ぐ対策として有効とされています。

3-2-1ルール

つのコピー(元データ+バックアップ用のコピー2つ)を持ち
種類の異なるメディア(例えばSSDとクラウド)に保存し
つはオフサイト(物理的に離れた場所)に保存する
3つのデータのうち2つが同時に消えてしまう可能性は限りなく低く、3つすべてが同時に消失する可能性はほぼない、と考えるからです。合理的!

日本は災害が多い国ですから、地盤の強い地域に企業のデータセンターが集中するのも頷けますよね。
スモールビジネスでもこの考え方に則ってバックアップ方法を考えましょう。

バックアップは三箇所が基本

3-2-1ルールから言えば、バックアップは3箇所に持つのが基本です。
1箇所がPC本体だとしたら、あと2箇所確保しておけばひとまず安心。
パソコンやIT苦手な方にも扱いやすい、バックアップ先の候補と特徴を見ていきましょう。

外付けメディア

一番手軽なバックアップ先が外付けメディア。
外付けHDD(ハードディスク)や外付けSSDと呼ばれるものです。

メリット
  • USBポートやType-Cポートに差し込んだら、ドラッグ&ドロップするだけと手軽
  • 家電量販店で購入できる
  • オフライン利用でサイバー攻撃などからデータを守れる

デメリット

  • 衝撃や変形など物理的に不具合が起きると読み書きできなくなる
  • 持ち運んだ際、紛失するリスクがある

クラウドサービス

インターネット上の貸し倉庫のようなもの。
DropboxやGoogleドライブ、iCloud、OneDriveなどが有名ですね。

メリット
  • 外出先でもアクセスでき、場所やデバイス(PCかスマホかなど)を選ばない
  • 一定容量までは無料で使えることが多い

デメリット

  • 容量が増えると月額使用料がかさむ
  • サイバー攻撃のリスクがある

と、それぞれ一長一短。
ご自分の使用環境や、性格などから最適なものを2つ選んでバックアップ先にしましょう。


バックアップも守りの仕事

  • パソコンは3、4年で壊れるものだと思え
  • バックアップは3箇所に保存しろ
これらは私が大学職員時代に、研修で言われて印象に残っている言葉です。
個人で仕事を始めてから実際に「PCの調子が悪いな」と感じ始めて間もなく故障して焦った経験もありますし、外付けメディアにバックアップをとっていて助かった経験もあります。

大きな組織では専門部署がセキュリティ対策やサーバへの自動バックアップなどを組み込んでくれるので特に対応は不要。
ですが、個人で仕事をするとなると自分で用意しなくてはなりません。
まさに「守りの仕事」の一つです。

さらに、2024年1月からは、電子帳簿保存法により電子取引データの保存が義務化されましたね。
「保存していたけど、なぜか消えていますねぇ」では済まされません。
特にカフェでパソコンを開く方はコーヒーや水がかかってPC故障、のリスク大。
3-2-1ルールでバックアップできているか、ぜひ見直してみてくださいね。