どうする!?トリセツ 行動パターンで考えて決める

この記事では取扱説明書の管理方法を決める際の、考え方についてお伝えします。
自分ならどうするかな?と想像しながら読んでみてください。少しでも参考になれば嬉しいです。

目次

トリセツの管理方法は4つある

まずは取扱説明書が家に入った後どうするか、選択肢が4つあるとお伝えしました。
1.捨てる
2.スマホアプリで保管
3.データで保管
4.紙で保管

↓4つの方法について解説しています

取扱説明書の保管方法を決めるとき、商品の特性ともうひとつ確認しておきたいポイントがあります。
それは自分のクセを把握しておくことです。

とっさの時に自分がどんな行動をとるか「パターン」を知っておくこと。
これはストレスフリーに生きていくうえで大切なことだ、と私は考えています。

自分の行動のクセはとっさのときに出る

取扱説明書が必要になるのは、故障・異音・エラーなどの非常事態。
そんなピンチのとき、

・パニックになり焦るばかりの人
・落ち着いて解決方法を調べる人
・何とかなると構えられる人

と、人によってとる行動が異なります。
自分はどんな行動パターンを取りやすいかを自覚しておくと、取扱説明書をどのように保管しておくかのヒントになるかもしれません。例を挙げてみましょう。

家の中での行動

突然冷蔵庫からブザー音が鳴って、エラーコードが表示されているとしましょう。
その時あなたはどんな行動をとるか、想像してください。

A.購入した店にすぐ電話する
B.スマホで型式とエラーコードを検索する
C.取扱説明書の「お困りの時は」を見る

いかがでしょうか?
すぐに電話して全部お任せしたい人にとって、分厚い取扱説明書は不要かもしれません。
(その場合でも必ずメーカー名、型式、購入年は訊かれますが)
スマホで調べる人も、現物が目の前にあれば検索できそうです。
取扱説明書を見るには、すぐ取り出せる状態でないと困りますね。

外出先での行動

では、外出先でワイヤレスイヤホンの調子がおかしくなったときはどうでしょう?

その場で解決したい場合は、おそらくスマートフォンを手に取りますよね。
この時アプリに取扱説明書が登録されていればすぐ確認できて便利だし、ネット検索で電子版が公開されていればラッキーです。
もちろん、あきらめて帰宅してから紙で確認する、という方もいるでしょう。
少額であれば、出先で本体ごと買い替えるのもアリかもしれません。

自分はすぐに解決できないとイライラしてしまうタイプなのか
のんびり待てるタイプなのかを知っておくのも重要です。

自己理解は選択・決定の助けになる

自分はどんな行動のクセを持っているかを知っておくことは、取扱説明書を含めて持ち物を整理するときにとても有効です。
「なくても何とかなるさ」と構えられる人と、万一に備えて準備しておかないと不安な人では要不要の基準が異なるからです。
そして、それは家族間でも差があるのが普通です。
家族共有のものは家族の傾向にも配慮し、話し合って保管方法を決めていきましょう。

まとめ

取扱説明書の保管方法を決める材料として、行動パターンの確認をご提案しました。
いずれにせよ、おすすめはデータと紙のハイブリッド(2ヶ所)保管です。
電力や通信を必要とするものは災害時に圧倒的に弱い。
紙は取捨選択すれば自分でボリュームを調整できます。

ホームファイリング®では「どんな時に使うか?」「なかったらどうするか?」を1枚ずつクライアント様に確認しながら書類を整理します。行動パターンを確認しながら進めるので、必要なものが「秒で」取り出せる文書管理の仕組みができるのです。
取り組みたいけど自分一人では難しそう、と思ったらぜひご相談くださいね。

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