終活で悩ましいのが着物の処遇。
「売っても二束三文なら、このまま置いておくか…」となりがちです。
この葛藤を乗り越えて「寄付する」という方法で手放した方の、思わぬ展開のレポートです。
今回、訪問お片付けサポートのご依頼をいただいたのは70代のIさま。
エンディングノートセミナーのご受講がきっかけでした。
死ぬまでにやっておきたいことを考えた結果は
「家にある着物をきちんと処分したい」
気持ちは固まったけど一人では実作業が難しいので、手伝って欲しいとのことでした。
ご自身のご両親も、義理のご両親もすでに他界されており大半が遺品で
ご自身が新婚時代のものも「迷ったけど、もう着ることはないから」と手放すことに。
日常的に着物を着ていた世代の方は、普段着も含めると量が多くなりがちです。
手放すモノの行き先は納得できるところへ
できればリメイクや捨てるのではなく「着物として着てもらえるところに」がご希望。
とすると、選択肢は着物の買取か寄付、個人で譲渡になります。
着物を着るイベントで使ってもらえるところがある、と
寄付先はご自分で探してこられました。
口に出して情報を求めるって大事です。
お手伝いしたのは着物の分類と梱包
一口に着物と言っても、長着と襦袢、羽織やコート、帯や小物と、種類も大きさも様々です。
- 寄付先の方にジャッジして頂くことを考えると、なるべく同じ種類で固めたい
- 運ぶときのことも考えると、お一人で抱えられる量でまとめたい
全体の量を見ながら分類して風呂敷にまとめ、ラベリング。
お車への積み込みまでをお手伝いさせて頂きました。
「ひとまず、一つやりたいことができた」とスッキリした顔をしておられました。
🎥分類・梱包時の様子は、竹内の
インスタグラムにタイムラプスで載せています
50年前の着物が活かされた
半年後に2枚の写真が送られてきました。
お寺での挙式外国の方が日本のお寺で挙げた、結婚式の写真。
「いただいた着物を着せてあげました」という寄付先からの報告でした。
新婦さんが打掛の下に着ているのが、寄付した小振袖。
鮮やかな橙色がよくお似合いです
実はこの小振袖、嫁入りの前にクライアント様のお母様があつらえたもので
嫁入りの挨拶の際に着て行った思い出の1枚だったそう。
50年前、お姑さんと「一度しか着ていないけど」とかなり迷っての手放し。
でも、嬉しい結果となりました。
ご感想
50年前の着物が活かされるなんて。
箪笥の中にしまいっぱなしだったら、見られない光景です。
国際交流にも一役買えたようで嬉しいです。
手放したらこんな良いことがあったよ、とみんなに知らせたいです。
…とのことで
お写真とエピソードの掲載も、ご快諾いただきました。ありがとうございます。
- ご自分で手放し先を決めたことと
- 全部自分でやろうとしなかったこと
が、行動できた・納得できたポイントかなと感じました。
やっておきたいな、と思うことがお片付けならお手伝いできます。
まずは30分無料で、お気軽にご相談くださいね。