継続の底力 3S研修&工場見学参加レポート

20年以上前に3S(整理・整頓・清掃)活動を徹底することで赤字経営の危機から業績回復。今でもずっと改善活動を継続しておられる枚岡合金工具株式会社(大阪市生野区)さま。今では全国から、そして世界から視察が絶えない町工場の安心安全な職場づくりの秘密を学ぶため、早朝工場見学会に参加しました。

目次

参加のきっかけ

働く人の環境を改善したくて取得した「職場整理収納アドバイザー」資格。その生みの親である家村かおりさんがこの3S研修&工場見学会で感銘を受けたという話を聞く機会があり「是非とも行きたい!」と思いました。一緒に聞いていた大阪在住の勉強会メンバーが日程調整などの段取りをしてくれて、ホームファイリング®︎上級生が全国から集結、私は鳥取から前泊で参加しました。

ホームファイリング上級生
北は山形、南は宮崎から集まった全国の仲間と

早朝工場見学会とは

内容は、①全てが名言金言、情熱的な会長講和、②全員で同じことをやる重要性が実感できる清掃体験、③講和の内容が随所に実践された工場見学、④業種を問わず働く人がすぐにマネできる工夫がいっぱい事務所見学、⑤あれも見える化できるかも⁉︎情報の3S、の2.5時間。
撮影はNGですが、スライド資料などはもらえます。午後の時間帯もあるようです。詳しくはこちら

感じたこと

「徹底するってこういうこと」を見せつけられた講和、そして現場でした。

一時的なイベントとしての3S活動ではなく、会社の方針として続けていくことには並々ならぬ覚悟と研究と実践があるのだと。まさに「守ることを決めて決めたことを守る」。継続し続けることの大事さと難しさを感じました。

また会長さんをはじめ、そこで働いておられる方の生き生きした顔がとても印象的でした。工場を案内してくださった方も、事務所を案内してくださった方も、自分たちで工夫し続けているからこそ説明に熱が入る、スキルも上がるんですね。

会長がおっしゃっていました。「うちは、認めて褒めて愛して育てるんだ」と。
自分の提案が検討してもらえる、受け入れてもらえる「認める」ってこんなパワーを生むのだな、こんな職場が増えたらいいなと思いました。多くの学びをありがとうございました。

百の議論より一の実行

学んだことは実践してこそ実を結びます。今回はありがたいことに午後から某企業様の事務所で整理収納の現場研修があり、仲間と共に午前中に学んだことを生かしてご提案や作業をする機会をいただきました。株式会社オフィスミカサの長野ゆか先生、クライアント様にも感謝申し上げます。

整理収納の現場研修 集合写真
午後、作業に参加した主に遠方組

終わりに

鳥取からは前泊してでも参加したかったこの3S研修。今後はこの日学んだことを、地元・鳥取の企業様や働く人に還元していくのが私の仕事です。「職場整理収納アドバイザー」の名に恥じぬよう、一つでも多くの「安心安全で効率的な職場づくり」に貢献していきます。貴重な機会をありがとうございました。

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