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毎年3月15日は確定申告の提出期限。
ただでさえ年度末で忙しいのにイチから資料を集めるのか…と何だか気持ちが焦りますよね。
「毎年ゆううつだ」という方は簡単なレシートの保管方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ゆううつなのは、散らばっているから
確定申告がゆううつなのは、必要な情報(書類や帳票)があちこちに散らばっているからです。
帳簿、信憑(レシートや領収証)、会計ソフトのマニュアル、税理士さんの連絡先、昨年度の資料…
事務所やおうちのどこにあるか、即答できますか?
税理士さんに全てお任せしている、という方も例外なく「帳票類を全部集めて出してください」と言われますよね。
「これを探すのが面倒だな〜」って無意識に感じているから、3月が近づくとゆううつになるのではないでしょうか。
対策は一箇所に集めること
こまめに入力するか・まとめて入力するかはひとまず置いておいて…
まずは普段から確定申告に必要なものを「一か所に集めておく」と決めてしまいましょう。
中でも、日々発生する細かいやり取りの書類(レシート、領収証)は一つの袋にまとめておくのがオススメです。
1つの「袋」にも色々ある
一つの袋、といっても物理的な「袋」だけではありません。
手に入りやすく使いやすいものをご紹介しますね。
クリアファイル
ポピュラーな事務用品、クリアファイル(正式にはクリアフォルダーですが)。
透明のものが余計な情報がなくてオススメです。
ジッパー付きビニール袋
サイズ色々、口が閉まるので溢れなくて良き。これも透明で中が見えるものがオススメです。
個別フォルダ
書類を入れて挟むだけの事務用品。レシートの類の量が比較的少なく、こまめに入力している方はA4サイズのコピー用紙に貼ったものを入れると省スペースに収まります。
ちなみに封筒は手に入りやすい「袋」ですが、中身が見えないのでオススメしません。
(全ての書類を封筒で管理する野口悠紀雄式超整理法を実践しているなら別ですが)
使いやすくるポイント
よきところで分ける
取引が少なかったら一年分をまとめて入れてOK。
多かったら1ヶ月分ごとに袋を分けてもいいでしょう。
分け方は取引先別、勘定科目別、色々あるけど時系列が簡単でわかりやすいです。
タイトルを必ず書いておく
人間はすぐ忘れる生き物です。袋には必ずタイトルを書いておきましょう。
「2025年経費レシート」とか「2025年1月」とか「未処理」とか「入力済み」などわかりやすく。
大きめの付箋でもいいし(ただし剥がれないよう補強)、貼って剥がせるシールも便利です。
その袋を一か所で管理する
せっかく袋に入れても、それをバラバラに置いては本末転倒。
この引き出し、とかこの棚の何段目とか、一か所場所を決めたら、必ずそこにおきましょう。
スタッフや家族がいるなら「ここにまとめているよ」と情報共有もしておいてくださいね。
ちなみにこれらをまとめるにはファイルボックス・マチ付きフォルダが使いやすくてオススメです。棚でも引き出しでも大体入ります。厚さが3センチまでならマチ付きフォルダにジッパー付きの袋を立てて入れることもできます。
申告後もひとまとめで保管
申告が終わったら、申告書、帳票、経緯のメモなどを「◯◯年度分」と書いて、ひとまとめで保管しておきましょう。
次の年のマニュアルとして使えます。「去年の私、ありがとう!」と感謝したくなるはずですよ。
まとめ 一つにしておけば心もラク
確定申告は事業者には毎年必須の作業、逃れられません。
1年分を短期間であちこちから集めるより、毎日でも毎月でも同じところに集めておけばそこを開けるだけ。
普段からこまめに入力をしている人でも、1年分まとめて入力する人でも同じです。
少しの工夫でゆううつ度が下げられますので、ぜひやってみてくださいね
書類整理は日々の効率アップに直結します。書類にお悩みの方はお気軽にご相談ください♪